破天荒な不死鳥・・・!?
30歳という若き経営者が、事業再生で背負ったもの。
それは・・・
20億の売り上げなのに、短期借入金14億。
立ちはだかる、地獄の資金繰り、銀行や幹部とのギリギリの攻防。
しかし、田中修治社長は単なるコストカッターではなかった。
彼の挑戦する生き様と、目立ったもん勝ちと語るその成長戦略とは?
※島耕作社長(弘兼氏)も唸ったか(笑)
事業再生は、人を切り、コストを切り詰め、資産圧縮することではない?
こんにちは、中小企業の経営写コンサルタント®の水野秀則です。
今回のシリーズ「2019年始に読む、リーダーシップが高まる2018ビジネス書新刊7冊」、5冊目(後半:不死鳥フェニックス オンデーズ)をお送りします。
待ったなしの資金繰りと、成長戦略は両立したのか
このエンターテイメント小説から、何が学べるか
今回のテーマは、会社をよくしたい、復活させたいと思うリーダーが手にする1冊です。
破天荒フェニックス、田中修治社長、オンデーズの再生物語です。
この本から後継者や次世代のリーダーが何を学べるか、つかめるか、水野なりに4つのことをお伝えします。
人生を痛快に生きること
愉しむことの大切さ、顔がくもり眉間にしわを寄せている、自分にドッキリ(笑)
*再生スローガンで、「目立ったもん勝ち」と掲げられますか!
何より、資金繰りの先読みと、銀行交渉とのすさまじさ
2億円の個人資金をどこに使ったのか?
返済にあてず、関連会社買収資金へ 。さらには海外展開の多額の出金の救世主は居るのか?
この資金繰りをふまえて銀行とどう交渉していくのか。
資金繰りの大変さ。お金とどう向き合っていくのか…。
こういったところの事実に基づいたお話が出てきます
会社を蘇らせる。
人がらみのことがたくさんでてまいります。
しかも人について、事業は人なりということは何十回も聞いていると思います。
でもそれを思っているだけで、感じているだけでやっていないというのが私も含めて多くの経営者ではないでしょうか。
それをつきぬけてやり切った方が田中修治社長ではない野かなと思います。
いかにチャレンジしていけるか
特に後継者と方々と深めていきたいこと。
希望を逃すよりも、今持っているものを失うことの方がはるかに怖いんだという教えです。
我々後継者は先代からひきつぐものがありますが、それはそれとして、いかにチャレンジできるかということがとても大事。
そのためにこの本を手に取って、田中社長の生きざまを感じるだけでも我々、前に向かって勢いをつけて前にすすめるようになるのではないかと思います。
企業は人なり、と言うけれど、何を「実行」しているか
メモ
①成長戦略で最も大切なものは?
②優秀な人を惹きつけるには?
③企業は何以上に成長しないのか?
④「火事を消すには、爆弾をだよ」
⑤責任ある仕事、
⑥「人は新たな希望を逃がすよりも 既に手にしているものを失うことの方が遥かに怖い」
- この本を読み知っているけど、やってないことは?(現在地の確認)
- 田中修治社長から学ぶ、事業の本質は?
ポイント
例1)後継者にこそ求められる、挑戦 「逃げる」からしんにょうを取れば、「兆(きざ)し」。
そこに、手偏を付けるとあら不思議真逆の「挑戦」という言葉に経営者としての構え、考え方、あり方を変える
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